2008年02月28日

世界は使われなかった人生であふれている 沢木耕太郎

観ていない映画評を読むとイライラが増す。読む内に映画が観たくて仕方が無くなるからだ。

オリビエ、オリビエ
セントラルステーション
フェイク
8日目

観ていないよなあ。

ピアニストの話、マダムスザーツカ。妻と見たい気がする。

スピードやダンスウィズウルヴズ、許されざる物、バクダッドカフェと並ぶと、かなり以前の映画評だとわかる。

沢木耕太郎は「なんでも見てやろう」、「なんでも楽しんでやろう」という人物に見える。酷評は好きじゃないらしい。
だから、この映画評を読むと見たくなってしまう。
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2007年08月02日

三月のライオン その2







三月はライオンのようにやってきて、ヒツジのように去る(March


comes in like a lion, goes out like a lamb




こんなことわざ、知らんかったわ。


三月は激しい気候で始まり、穏やかになって終わるということだろうか?


また、三月のライオンという映画があるそうだ。


1991年。監督は矢崎仁司。出演は趙方豪, 由良宣子, 内藤剛志, 伊藤清。


記憶喪失の兄(趙方豪さん)と妹のお話らしい。


マンガとは関係はないようだが。


安野モヨコと羽海野チカの絵が似ている気がする。


安野モヨコは、1971年3月26日生まれ、元岡崎京子のアシスタント。


羽海野チカは生年月日不明。同人活動をしていたらしい。


あまり有名ではないが、やまあき道屯にも似た絵柄。などと思う。


物語はまだこれから。今はキャラクター紹介というところ。


ただ、プロの将棋の環境を伝えてくれている。これは珍しいことだと思う。棋士ならば当たり前すぎて書かないようなことが描かれる。


一部誤りはあるようだが。


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2007年05月24日

若き実力者たち 沢木耕太郎



1973年頃の若き実力者たち。


近藤紘一の著書を読み返したら、沢木が読みたくなった。時代の近いものということで、本書を読み返す。


覚えていない。


学生時代に読んだのだが、覚えていない。


当時(1983年頃)も誰?これ?と思う人物が書かれていた。今もって誰か知らない。


たとえば、安達瞳(日童)子。秋田明大。


過大評価ではないかと、河野洋平。


既に亡くなられた方もいる。


安達とうこ。


スキャンダルで地に落ちた名人、中原誠。


彼のパートが一番つまらなかった。素地を沢木に見せなかったのか?インタビューで沢木が何も見い出せなかったか。


尾崎将司。プロゴルファー。今はもう勝てないが、ジャンボと聞けば彼だろう。


唐十郎。アングラ劇の帝王。マルシアの元旦那、大鶴義丹の父。李礼仙と二人、大河ドラマに出演して私は強烈なインパクトを受けた。


さて、登場順に当時の若き実力者を並べる。


河野洋平。政治家。新自由クラブを作る。政権を握れなかった自民党の総裁になる。総理になれなかった総裁。


石原慎太郎と比較されたが、今は人気では天地の差。


両者、傍系に変わりはないが。


秋田明大。日大学園闘争の闘士。


徒労感がにじむ。


安達とうこ(瞳<日童>子)。父が生花安達流を創設。


当時流派を飛び出した頃。


後年、安達流家元に。


畑正憲。ムツゴロウ。東大出身の変わりもの。口に出したことは必ずやるらしい。


北海道にムツゴロウ王国を作った頃。


中原誠。16世将棋名人。


ポスト大山の頃。


黒田征太郎。イラストレーター。どこがすごいのか未だ私にはわからず。


山田洋次。寅さんシリーズの映画監督。


帰国子女。


観察力鋭く、仲間を大切にするらしい。


堀江謙一。大阪生まれ。単独ヨット太平洋横断。


当時は単独無寄港世界一周に失敗したところ。翌年世界一周に成功。


後年逆回りで世界一周。独りが好きな冒険野郎。


市川海老蔵。先代海老蔵。当代と違って真面目な歌舞伎役者。成田屋。名跡團十郎襲名。


十八番は助六。元は上方歌舞伎。心中ものを仇討ちの曽我物語に絡めてアレンジしたという。


役者の地位は様変わりした。


小沢征爾。板垣征四郎に石原完爾から名前をもらった満州育ちの、名指揮者。


のだめカンタービレよりも波乱いっぱい?


沢木は書いた。「サラブレッドはダービーのために生まれる。私たちはどれが自分のダービーなのか知らないまま無数のレースを闘っている。」


私の場合、すでにダービーは終っているかもしれない。


また小沢が、娘征良が生まれ「これだったか」と叫んだと言う。


実際にはThat's all about itらしいが。


私は、ダービーのために生まれたわけでも、子供を産み育てるために生まれたわけでも、ない。


しかし、そういう一瞬は代えがたいほど貴重で偉大なことに感じる。


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2007年02月20日

杯 沢木耕太郎



2002年の日韓ワールドカップサッカーを追体験する。


沢木氏は若くはないが、それに古くからのサッカー通でもないが、日韓両国を観戦の旅に飛び回る。仙台、札幌、埼玉、神戸、大分など。ソウル、ウルサン、プサンにソギポなどなど。


トルシエの名はなんだか懐かしい。沢木氏は彼を評価していなかったようだが、彼以外に日本代表をトーナメントに導いた指導者がいない以上は、批判することもできまい。


まして日本代表が敗れたトルコは結果三位。雨の敗戦は劇的でもなく、あっけない決勝トーナメント敗退だったけれども。


日本代表に力を出させない方法をトルコは知っていたし、あのチームは力を出すためにはいくつかの条件が必要でもあった。今でもそうだが、相手が厚く守ると打開できない。早いプレスがかけられるとパスが乱れうまく展開できない。


仙台で終わった感があった。


韓国での熱狂ぶりを改めて知ると、違う印象が生まれた。三位決定戦のエピソードなど当時は聞き知らなかったと思う。


また、日本人が韓国チームを応援していることを聞いた韓国人の当惑ぶりも面白い。


あの六月は遠い日のようにも思えるし、記憶の底に埋もれたようにも思える。いつか当事者たちの自らの言葉を聞いてみたいものだ。


この文庫本のあとがきは面白い。


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2007年01月31日

塩野七生 カエサル〜コンスタンチノープルの陥落、ロードス島、レパント〜チェーザレボルジア



最近、塩野七生の著作を読み返した。


(携帯電話の劣悪な辞書変換では彼女の著作名さえ簡単には入力できない。京セラの携帯はもう使わないことに決めた。ヴェネチアと入力するのも難儀するなんて!)


何も始めからこの順で読むつもりだったわけではない。ローマ人の物語を手にして、カエサルまで読み終えたら、そのローマの滅亡の場面を読みたくなった。


後世のヨーロッパに影響を与えたローマ帝国。イタリア、ギリシア、スイス、フランス、スペイン、イギリス、ドイツ、オランダ、ベルギーなどに及ぶ広大な領土。その後さらに拡張されるが、帝国がカエサルにより形付けられて後のこと。


コンスタンチノープルがトルコにより陥落する、あの劇的な場面が見たくなった。


キリスト教がローマ帝国を侵食し崩壊させ、その後分割された東ローマ帝国をイスラム教トルコ帝国が征服するのだ。


魅力的なトルコ帝国。モハメッド、スレイマンなどのスルタン。彼等に対抗する騎士団、法王、ベネチア共和国、そしてスペイン。


彼等が織りなす血が流れる政治と血の流れない戦争。


スペイン出身のチェーザレ・ボルジア。コンスタンチノープル陥落からレパントまでの期間の一時期に、イタリアで繰り広げられたその若い野望を、トルコ帝国が与えたヨーロッパへの波紋を、ローマを舞台に再び見る。


ローマ人の物語以外は二十年以上前に書かれた作品だが、色褪せては見えない。


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2006年10月25日

のだめカンタービレ 七巻まで 二ノ宮知子



昨夜、ドラマ『のだめカンタービレ』の原作漫画を読んだ。第一巻から第七巻まで。


おちこぼれの音大ピアノ専攻野田恵が主人公。音楽を職業にする気はまったくない。


楽譜が読めないという致命的欠陥がある。


少女漫画の定番。王子様に千秋真一。ピアノ、バイオリンを完璧に演奏できるが、指揮者を目指している。


が、飛行機と海が怖いため留学できない欠陥がある。


彼等がいろんな人との出会いを経、触発され、成長していく。


七巻までの物語は音大の枠を外れ、新たなアマチュアオーケストラ、RSオーケストラを結成するところ。


残り全部を読みたいと思わせるパワーがある。


私のお気に入りに『シャカリキ』という漫画がある。それを読んだ時以来のめり込むような漫画はなかったが、はまりそうだ。



061025220958.jpg


ヤバいね。


ドラマはかなり原作に忠実だと感じた。例外は竹中直人だけ。


竹中はやはり竹中以外の役を演じないのだろう。


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2006年09月13日

ハドリアヌス ローマ人の物語 賢帝の世紀 塩野七生 新潮文庫



ハドリアヌス。英国のハドリアヌスウォールのあの方だ。中国の万里の長城よろしく、当時の辺境ブリテン島に築いた防壁だ。


これがためイングランドとスコットランドに分かれたようにも語られている。ローマ化されたイングランドとそうではないスコットランド。映画キングアーサーを思い出す。


さてハドリアヌス。塩野さんが度々彼を表してディレッタントとゆう。日本語で言えば、好事家。芸術愛好家と言えば、現代語かもしれない。


パンテオン神殿も建てた。球体の建築物。アイデアがすごい。


彼を要約すれば、ローマ帝国中興の祖だろう。ローマ帝国が面白いのは拡大政策をとる皇帝の後に、堅実な戦線縮小策をとる皇帝が現れる。やはりプラグマティックなローマ人ゆえなのだろうか。


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2006年07月18日

ハガーマガー RBパーカー/菊地光 早川文庫



私は二冊の『ハガーマガー』を持っている。


マウイに行った折り退屈しのぎに買ったペーパーバックと今回買った日本語版だ。


初めてのハワイは水族館とウォーキングとビーチでの読書だった。乾燥した気候では分厚いキャップがないと、水分が奪われ髪がかさかさになることを知った。


大筋は理解していたが、かなり誤読していたことがわかった。私の英語力からしてそんなところだろう。


いつものスペンサーもの。依頼者は競馬の厩舎のオーナー。タイトルのハガーマガーと言う名の競争馬を守ってほしいという。


犯人はかなり簡単に読者にわかる。登場人物の中に、頭の切れる人物は少ないからだ。


ビートニク、ヒッピーと前時代の用語が頻繁にあらわれる。ゲイの用心棒が登場する。それが時代風景なのかもしれない。


それにしても、コーヒーに大量の砂糖をいれるもんだなあ。


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2006年06月26日

ゲド戦記 アースシーの風



率直に言って、お話を楽しむなら三巻までにした方がよい。


一巻から三巻までと四巻以降は書かれた時期が違う。三巻までは寓話性であるが、四巻以降には作者の心理背景が強く影響していると感じた。


暗く残酷なエピソードが多い。成長した初老のテナーが主な語り部になっている。何かを成し遂げるお話ではなくて、時代を総括するお話になる。


ゲドの世界の細部を描いていて、ゴントはどんな所であるか、ハブナーやロークはどんなだかがわかる。


竜とは?魔法とは?


だが、語り部のテナーはもはやそんなことに興味を抱かない。早く我が家に帰りたいと考えている。


この巻ではゲドはただの老人として登場し華やかな出番はない。


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2006年06月14日

フェルマーの最終定理 サイモン・シン/青木薫 新潮文庫



数学を扱ったノンフィクション。フェルマーの最終定理といえば、Xn+Yn=Zn(nはべき乗)で表される式の整数解はn>2の場合存在しないというものだ。


300年以上前から未解決の、証明されなかった定理。それが証明されたドラマを描いている。


多くの数学者が挑戦し、挫折を味あわせ続けた悪魔の定理。フェルマーはそれを証明したとだけ書き残し、証明自体は残されなかったた意地悪な問題。


本書では数論の歴史を説明するため、ピタゴラスの昔から語る。キリスト教により多くの文献が失われ、ルネサンスで復興する。そしてフェルマーが登場。


最終定理を解決したワイルズに至るまでの近代数学史が続き、最後にワイルズの苦闘が描かれる。


途中十問のクイズがある。四個の分銅で1gから40gまで量るには?とか。つまらない数学の教科書よりも面白いのは間違いないだろう。


しかし、この定理が証明される日が来るとは思いもしなかったよ。ワイルズについても失敗したとマスコミで聞いていたし。


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2005年12月15日

中小企業の社長だな(つづき)



プロレスのカリスマと言えば誰だろう。力道山、馬場、猪木。まず誰もが知っているであろう名前はそんなところだろう。そして、タイガーマスク。長州力、前田日明。


橋本、蝶野、武藤。三沢、川田、田上、小橋。かなりマニアでなければわからない。今やプロレスにはカリスマは存在しない。


武藤敬司の本を読んで苦しいプロレス稼業に思いを馳せる。


大量の引き抜きにあい、瀕死の全日本プロレスに移籍し社長に就任したという。かなりの苦労だ。年商数十億の規模だから零細ではないが、中小企業のかかえる苦しみと同じ問題を有している。


現状打破しなければじり貧に陥るのは見えている。とは言え打開するための資金がない。したがって現業を堅実に安定経営を図る。つまり、大きな策はとれない。


焦るところだ。だが、武藤はのんびりしている。ピンチを楽しんでる風もある。会社をつぶしても、レスラー武藤は食って行ける。その自信があるから余裕があるのだろう。


まして、風前の灯だった団体だ。誰も責めまい。敢えて苦労を背負いに来たわけだし。


会社のトップはノー天気なくらい楽天家が望ましい。そんな気がする。ただ参謀には堅実でリスク管理できる人材が必要だが。


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2005年12月14日

中小企業社長だな



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2005年11月25日

読書 歴史を変えた誤訳 鳥飼玖美子



タイトルは思わせぶりだ。誤訳は歴史を変えるわけではない。変えるのは人間だし、意思疎通の誤りが一端になることはある。異文化間のコミュニケーションは言葉だけが障害になるのではない。


国が違うから意思疎通できない。だが、同じ地域に暮らし、同じ言語を話しても、うまく伝わらないことは多々ある。お互いの価値観がどこに力点を置いたものかが互いに計り知れれば、まだコミュニケーションが改善されもするだろう。しかし、たいていはそれをあから様にしない。


結局のところもっと日本語を知らなければいけない。その先に異文化との的を得た交渉がある。言葉の使用法はTPOを踏まえ状況や目的に適当であることだ。


本書では英語の文章は直線型思考で、日本は渦巻き型思考なのだと取り上げている。それはどんな文書をターゲットにした話だろうか?実務的な文書はわかりやすく簡潔で誤解の少ない直線思考がよいだろう。日本でも例外ではない。公私をわきまえれば、使い分けは必須なことではないか?


婉曲表現が日本的だという例証も多く取り上げていた。しかし過度の婉曲表現も誤解を招きやすい。意味が分からんから心証を害しにくいのは確かだ。ただ結局何も述べていないことも多くなる。煙にまくちうやつやね。これも使用は慎重にすべきだ。


一般的な日常生活では、渦巻きだろうが、婉曲だろうが好きにすればよい。ただ、実務的、特に役所はそのような表現はしないよう望む。役所に問い合わせをした場合、是非がわからない返答が多い。例えば、聞かれたらノーだが黙認すると言うニュアンスを伝えてくる。これは苛立つ。


市営住宅の入居が決まった。


引越をするので、何日に引越をする、玄関はオートロックだが開放することになります。と担当の部署に連絡した。


返答は先の「ドアの開放はノーですと答えるしかないですね」だ。


外国人でなくとも、通訳を介していなくとも、こういう態度は腹立たしいというしかあるまい。少なくとも日本の伝統的文化はこれを許すはずがない。日本文化の薄汚れた亜種だ。


まずは傀より始めよ。誠意あるコミュニケーションが、異文化とのコミュニケーションを形づくる。相手への理解。想像がなにより必要だろう。


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2005年11月09日

湖水に消える




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湖水に消える



原題はDeath in Paradice。パラダイスでの死。パラダイスは楽園のことではなく地名だ。


ジェッシィストーンシリーズの一冊。彼は部下10名の小さなパラダイス警察の署長だ。アル中と元妻との恋愛に苦しむ元メジャーリーガー志望のショートストップでもある。


事件は少女の死から始まる。被害者の身元確認に手間取る。パーカー作品らしくトリックなどない。どんでん返しもない。ただアメリカ社会が抱えた諸問題によって、被害者の身元が特定できないでいた。


話は捜査よりもジェッシィと元妻ジェンの話に重点がある。挿入されるエピソードも夫婦の話がほとんどだ。家庭内暴力、小児性愛好者、アル中の元夫と多淫症の元妻。


この元夫婦の物語はかなり情けない。愛してると言い合いながら、他の異性とセックスを重ねている。愛しているが一緒には住めないと言う。だが、毎週のように会い


かなり重症だ


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2005年11月04日

読書



ローマ人の物語。塩野七生の手に掛かると、従来の印象が大きく塗り替えられる。


ローマ皇帝と言えば民主主義を破壊し、専制的な支配を行ったように世界史などでは教えられた。


特にカリグラやネロは悪魔のように語られていた。彼らも一人の人間だった。


ローマ帝国と言っても時代背景を考えれば、実質は強圧的な恐怖政治はありえない。圧制に苦しむ共和主義者の図式はナチス排撃のための虚構だろう。後代のキリスト者達のプロパガンダによる歪んだ先入観を刷り込まれていたことに気付く。


ティベリウスからカリグラ、クラウディウス、ネロ。ヴィテリウス、オトー、ガルバ。ヴェスパシアヌス、ティトゥス、ディミトリアヌス、ネルバ。様々な皇帝の様々な統治が描かれる。ローマ帝国の青春時代だと思える、色とりどりのできごと。多くの過ちも犯したが自浄する力もある、健全な社会だろう。


しかし、ヨーロッパ社会の基礎はローマ無くしては語られないものだな。


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