2011年05月30日

昔日(NOW AND THEN) ロバート.B.パーカー

スペンサーシリーズを読んだ。例によってわからない単語を調べた。

サニー チリングワース Sonny Chillingworth
 ハワイアン・スラックキー・ギタリスト

ゲヴュルツトラミネール Gewürztraminer
ワイン用ぶどう品種である。果皮は灰色を帯びたピンク色をしているが、作られるワインはすべて白である。

サラ・ティーズデール Sara Teasdale
アメリカの女性詩人

アナダマブレッド Anadama Bread
traditional bread of New England made with white flour, cornmeal,
molasses and sometimes rye flour.
廃糖蜜 molasses
Boston molasses disaster
コーンミール cornmeal
全粒とうもろこし粉

ティファナ・バイブル Tijuana Bible
1920年代から1960年代初頭まで生産された一群のポルノ漫画
ティファナはメキシコの都市。USA国境に近い。

ボストン・ブラッキー Boston Blackie
ジャック・ボイル氏原作の怪盗ボストン・ブラッキー譚
a fictional character created by author Jack Boyle (born before 1880;
died circa 1928)

ブルームーン ベルジアンホワイトエール http://www.bluemoonbrewingcompany.com/
 white wheet,Oats,オレンジピール、コリアンダーの香り
奥深い味わいの小麦麦芽とスパイシーなホップ。さらにコリアンダー、オレンジピール、ナツメグ等のハーブスパイスを加えて醸造するベルギーの伝統的ビール、ホワイトエールのスタイルで造ったうすにごり小麦ビール

ビル・ヘイリー(Bill Haley、William John Clifton Haley、1925年7月6日 -
1981年2月9日)はアメリカのミュージシャン
ロック・アラウンド・ザ・クロック

モリー・ピッチャー Molly Pitcher
アメリカ独立戦争で戦った女性

SNCC 学生非暴力調整委員会
 1957年に設立された 公民権運動。

ケント州立大学
 アメリカ合衆国オハイオ州ケント市に本部を置くアメリカ合衆国の公立大学である。
 May 4th事件 1970年5月4日、ベトナム戦争反対のための集会が大学構内で開催されていたところ、警備のため派遣されていた州兵が参加者に発砲し、4人の死亡者と9人の重軽傷者を出した

ウェザーメン
合衆国のゲリラ組織

カルヴィンとホッブズ calvin hobbes
 http://www.gocomics.com/calvinandhobbes/

アリーウープ Alley Oop
http://comics.com/alley_oop

ドゥーンズベリー DOONESBURY
http://www.doonesbury.com/strip

タンクマクナマラ Tank McNamara
http://www.gocomics.com/tankmcnamara/

アーロとジャニス Arlo and Janis
 http://comics.com/arlo&janis/

グアダラハラ Guadalajara
 メキシコの大都市。

ラートカ latke
 ジャガイモのパンケーキ
 ユダヤ人がハヌカという祝祭には必ず食べるもの

ウィリアム・ランドルフ・ハースト William Randolph Hearst
 新聞発行者。巨大な新聞の全国チェーンとニュースを配信する通信社の国際ニュースサービス社(後にUPIとなる)
 ハーストの生涯はオーソン・ウェルズの映画「市民ケーン」の中で描かれている

リバティ・バランスを射った男 The Man Who Shot Liberty Valance
 ジョン・フォード監督の映画
 ジョンウェイン主演。

デジ・アーナズ Desi Arnaz
 アメリカのTVドラマ「アイ・ラブ・ルーシー」に出演。ルーシーの夫リッキー・リカード役。キューバ育ち。

カイオワ音楽 Kiowa music
 カイオワ族(Kiowa)とはアメリカ合衆国に先住するインディアン部族のひとつ
 49Songsとよばれる歌がある
 http://www.uapress.arizona.edu/lib/cache/excerpts/KIOWA/kiowasng.htm

デュワーズ Dewar's
 ジョン・デュワー&サンズ社によって製造・販売されているスコッチ・ウイスキー
 ホワイトラベル、12年、18年、シグネチャーがある。
 楽天で検索すると、1000円、2000円、8000円、17000円という値段だった。
 http://www.kameya.jp/shopdetail/001001000346/

ドン・シューラ Don Shula
 アメリカンフットボールのコーチ。ヘッドコーチ歴32年。
 マイアミドルフィンズのコーチとして有名。
  マイアミドルフィンズはスーパーボウルを2度制覇(1972,1973)しており、1972年にはNFL史上唯一となるシーズン完全制覇を果たしている。またドルフィンズを26年指揮したヘッドコーチ、ドン・シュラの時代、チームはわずか2回しか負け越さず、彼はNFLの最多勝ヘッドコーチとなっている。

グアカモレ Guacamole
 メキシコ料理で使われる代表的なサルサソースのひとつ。 アボカドディップ。トルティアチップスで食べるらしい。
 材料)アボカド…2個 香菜…4本 ニンニク…1/2片 トマト…1/4個 タマネギ(みじん切り)…大さじ1 レモン汁…小さじ1
塩…小さじ1/2 オリーブ油…大さじ1

ハワード・ジョンソン Howard Michael Johnson
 メジャーリーグ野球選手。スイッチヒッター。3度の30-30(30本塁打30盗塁)。ニューヨーク・メッツで活躍。

ローラン・ペリエ Laurent-Perrier
 1812年設立のシャンパンハウス。Eugene Laurent とMathilde-Emilie Perrier。
 ベルナール・ド・ノナンクール Bernard de Nonancourt

ルガーブッシュガン
 スタームルガー・ミニ30 Sturm Ruger mini 30

ギブソン GIBSON
 カクテル。ドライジンとドライベルモット
 マティーニのオリーブをパールオニオンに代えたもの
 パールオニオンは「やや辛みが少なめ。一口で食べられるサイズの玉ねぎ」

マニー・ラミレス Manuel Arístides "Manny" Ramírez
 クリーブランド・インディアンズ、ボストン・レッドソックスで活躍した。2004年のボストンの優勝に43本塁打で貢献。ワールドシリーズMVP。

アポロン的絶望と厄介者が不明
 アポロン的絶望 ニーチェのアポロンとディオニソス Apollonian despairと原本に書かれてるのか?
 厄介者は pain in the ass だが、ビッグ ペイン イン マイ タチスと記述されている。タチスって何?

暇があれば、元本を読んでみたいといつも思う。このシリーズでは「ハガーマガー」だけ原書も読んだ。翻訳本の難しいところは訳だけでなくて、読者がまったく知らない単語が書かれていることにあるんじゃないかと思う。
posted by いしのひげ at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月27日

無門関と自由

昨日から「無門関」という禅の公案集を読んでいる。

そうこうすると、自由とはなんだろうと考えた。

自由。

大人は生活や行動、判断には経験や知識に囚われてしまう。なぜ、今これをこのようにするかと問われたなら、これまでこうしてきたからと答えることが多いのではないか。過去の事例を見いだした、その時点で思考は停止する。大人は経験や知識、偏見に束縛されがちだ。なぜ、いつまで何のためにどのように、これをするか、までは考えなかったりもする。

子供は、ほとんどがこうしたいからと答えるのではないか。なぜ、今これをするか、いつまでするか、は分からない。初めから思考は停止している。興味があればずっとしているし、興味が無くなればほっぽりだす。経験や知識が無い代わりに子供は自由だとも言える。が、自身の興味に縛られるとも言える。

生きるのに汲々としている、つまらない生き方をしている、大人はイヤだという若者がいる。私もそうだった。あれこれと己が自分自身で縛り付けて、不自由に生きているように見えるのだ。屁理屈をこねてはやりたいことができないと愚痴る姿は、子供からは不様に見えるのだろう。

無門関にある「高い木に登り、口で枝をくわえてぶら下がった僧に、質問をする」話に似ている。答えなければ面子が立たず、答えれば木から落ちる。大人は、そんな生き方をしている気がする。

自由に生きるなどと、本やらテレビやらで紹介されていたりするが、どうすれば自由に至るのかについては語ることは少ない気がする。
心の自由は本当によいことなのか、ということは尚更語られることがない。自由であっても、苦しみや悲しみなどから逃れられるわけではないし、自由を求めることで苦しむことにもなりかねない。

はてさて。
posted by いしのひげ at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月25日

北森鴻が逝った

うひゃあ、また贔屓の作家が亡くなってしまった。


北森鴻さん48歳(きたもり・こう<本名・新道研治=しんどう・けんじ>ミステリー作家)25日、心不全のため死去。葬儀は26日午前11時、山口県宇部市中野開作403のやすらぎ会館。喪主は父利夫(としお)さん。

 山口市在住。95年「狂乱廿四孝」で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。99年「花の下にて春死なむ」で日本推理作家協会賞を受賞。


http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/obituary/?1264405543


西行法師の句「ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ」をタイトルにした「花の下にて春死なむ」が大好きだったよ。

合掌
posted by いしのひげ at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

孤高の人 新田次郎

加藤文太郎なる実在の人物を題材にしたお話。昭和初期に活動した登山家だ。

私がこの小説を読み終えた頃に、片山右京が富士山で遭難したニュースに接した。加藤文太郎も槍ヶ岳の北鎌尾根で遭難死するのだ。冬の山の気候は厳しい。死因は凍死で共通する。

沢木耕太郎の「凍」で描かれた山野井夫妻もギャチュンカン北壁で遭難した。一命は取り留めたが、手足の凍傷で指を失う。山野井は生きる意志があれば、どんなに寒くとも死なないというようなことを語った。

加藤文太郎は、体力を温存し食料さえあれば、冬山で眠っても死なないと語った。

人間の強さを、彼らは実感したのだろう。逆に言えば、一瞬の油断で冬山は人の命を奪えるのだ。生き延びる意志と智恵や準備があれば、ぎりぎりの死線を切り抜けられる。それが人間の強さなのかもしれない。

加藤は日頃から、リュックに石を詰めて仕事場に徒歩で通ったり、庭でビバークの練習のため野宿する。果てには断食して野宿したりもする。
まあ、なんてストイックな男。

修行僧。ボクサー。

私もこれほどではないが、スイミングクラブに通っていた頃は同じような気持ちを持っていた。
幼い頃の話だ。二時間ひたすら全力で泳ぎ続け、帰宅すると玄関で眠るような日々。手を抜き楽をするためではなく、全力を出しきるための工夫をしていた。速く泳ぐためには、無駄に力を使うのは逆効果で、遅くなる。水を敵に回さず、味方につける方法を学び、工夫した。

全力を出しきる。これが楽しい。

余力を残さず、かといって力任せではない。

登山にも通じるものを感じる。雑念を持たない時間は楽しく、あっと言う間に過ぎ去る。もっと楽しみたいて感じた時は、魔力に魅せられているのだろう。

さらに

山は空が広い。そして、空が近い。知っているつもりの空とは違う。

この作品では、遭難の原因をパートナーの暴走としている。脚色に過ぎた感がある。そんな未熟な登山家ならば、ずっと早く遭難しただろう。全力を尽くしても不運が重なれば、遭難することは考えうる。

また、個人とパーティーはやはり違うものだ。団体行動に熟練しなければ、集団心理にとらわれるのが人というものか、と思う。
posted by いしのひげ at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

城塞 司馬遼太郎

もーちゃんが入院していた病院からは大阪城が見えた。我が家から東に望むと生駒山が見える。

城塞は江戸時代初期の豊臣家滅亡のお話だ。舞台は大阪城。冬の陣と夏の陣で有名な戦いだ。戦いとはいうものの勝敗は初めからわかっていたのだ。徳川家康率いる日本全国の大名連合軍対大阪城に籠もる豊臣秀頼。

イラク戦争と変わらぬ。

圧倒的な戦力差だ。

冒頭、生駒から眺める摂河泉の風景が描かれる。司馬は東大阪に暮らした。彼の眺めた大阪の風景と生駒からの風景には大きく変わりはない。
愛した風景だったのだろう。

そして、秀吉を愛した人たちが残した家康への恨みは、この土地に伝承されたのだ。
年老いた秀吉が幼い一人息子の秀頼の将来を託したのが家康だったが、家康の政略に翻弄され滅びへの道を駆け下る。執拗で抜け目ない徳川将軍の罠からは、逃れ得ないものだった。

そういう土地を思い浮かべ、過去の時代を歩くように、摂津、河内、和泉の土地が描かれていく。

大阪冬の陣で有名な戦場は、真田山と茶臼山くらいしか、覚えていない私だった。馴れ親しんだ街であり、そのラインの先に、大阪城がある。
真田幸村が家康を困らせた話は有名だから。そういう小説をなんどか読んだから。

京橋側でも戦いがあったのだというが、歴史の授業でも全く聞いた覚えはない。今福、鴫野あたりで激しい戦いをしたらしい。

出てくる地名を見ながら、大阪を歩きたくなる。

井伊はここに陣を張ったのか、藤堂はここ。そうか、あのあたりで後藤又兵衛は屍となったのか。などと。

だが、お話自体は苦しいばかりで、救いを感じられない。時代が変わるときには、こういう戦があるのだ。江戸の終わりには白虎隊で有名な戊辰戦争があった。
戦力差は明らかだが、古い時代に殉じるために戦ったような人々がいた。

ふと

秀吉と秀頼のことを、私ともーちゃんに重ね合わせていた。あるいは、家康と秀忠に。
posted by いしのひげ at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月16日

凍 沢木耕太郎

登山家の山野井泰史、妙子夫妻のお話。

沢木さん好みの、蹉跌話だなと思った。

山野井はヒマラヤに近いギャチュンカンという8000mにわずかに足りない山に挑む。少人数で酸素ボンベなしの登頂に挑む。8000mになんの意味があるのかは登山家にしかわからないんだろうね。それだけの高さの山が少ないということか。

山に登った経験がないと知らないことって結構ある。高い山では、ガスライターが使えない。水の沸点が低いから、ごはんを炊いても生煮えになる。フリーズドライの食事をする。酸素が薄くなり、気分が悪くなる。
冬山だと、ふつうの靴では登れない。アイゼンというスパイクみたいなものを靴に取り付ける。
高峰の場合、ただ山に登るといっても断崖をよじ登る必要があったりする。ロッククライミングだ。それも氷の壁で。

本書を30ページも読むと、山野井はともかく、奥さんの妙子さんという方はどんな女性なのかが気になり始めた。
女性では世界トップクラスの登山家。無酸素で女性二人で8000m級の山に登りきったのだそうだ。が、手足の指がない。凍傷で切り落とすことになったのだとか。

正直、想像さえしたことがない。

どんな方なのかが知りたくなり、本書を山野井妙子を知るためだけに読んでいた。

山野井はギャチュンカン北東壁を単独登頂するはずが、壁の状態を見て断念する。そのかわりに北壁を夫婦で登ることにした。だが、高高度では妙子は食事をとれなくなり、途中までのアタックになる。結果としてギャチュンカンの登頂は山野井一人で果たす。

ところが

下降で二人は気象遭難する。天気が荒れ、ビバークを強いられる。雪崩に遭う。壁に張り付いた状態での雪崩だ。身動きがとれない。
やがて低酸素のため、二人は視力を失っていく。かなり厳しい。

なんとかベースキャンプにたどり着くのだが、二人は大きな代償を払うことになった。
妙子さんは凍傷で第二関節まで指を失っていたが、すべての指を失う。山野井も指を失い、壁を登ることはできないんだろうと考えたらしい。

だが、二人は再び登る。

読後、私はこの不屈の原動力はどこにあるのだろうか、と考えた。
失われたものは大きい。かつてのようにはいかないかもしれない。思うようにならない自身の体に苛立つかもしれない。

そして、そこまでして何故山に固執するのだろうか、と考えた。
そこに山があるからとは有名な回答だが、それでは足りない。手足の指を失い、死の淵を見てまで山を登る。それはどういうことか。

この作品だけでは、足りない。もっと知りたいと感じた。
posted by いしのひげ at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

主教の鳥株 in 「犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」

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TO SAY NOTHING OF THE DOG, or, How We Found Bishop's Bird stumpを読んでいる。

Connie Willis(コニー・ウィリス)のコメディSFだ。
http://en.wikipedia.org/wiki/To_Say_Nothing_of_the_Dog

なのだが、どうも訳があやしい。数多く翻訳されている大森望さんなので迷わず購入したが、どうもあやしい。

Bishop's Bird stumpがまず「主教の鳥株」。Bishop birdと言うと、アフリカにいる鳥ではないかと思う。stumpは枝。木の枝だろう。イギリスのビクトリア朝時代の骨董品(花瓶)だということだから("Bishop's bird stump", a large piece of
Victorian bric-a-bra.)木の枝に止まったOrange Bishop (キンランチョウ)の絵柄の花瓶だと思う。

ヴィクトリア朝(Victorian era)はヴィクトリア女王がイギリスを統治していた1837年から1901年の期間。この頃にアフリカをイギリスの植民地としているし、実際の骨董品にもそういう図柄の花瓶があるようだ。

主教の鳥株。これでは、いくらなんでも、主教の鳥株ではイメージがわかない。


はてなに訳者の大森望さんからコメントを頂戴した。

大森望大森望 2009/05/29 22:17 19 章まで読むと説明が出てきますが、Bishop's Bird stumpのBishopはコヴェントリー主教のこと。皮肉をこめて、"the bishop's notion of a bird stump"と呼んでいたのを縮めて"the bishop's bird stump"と言うようになったと。bird stumpは、木の切り株(stump)とその上にとまる小鳥(bird)をかたどった器。名前だけ聞いてもさっぱり意味がわからない(イメージが湧かない)のがポイントです。しかも、実物はそれとは全然関係なくて、もっともすごいものなんです。

http://d.hatena.ne.jp/yoisho63/20090529/1243589059


おぉ。
posted by いしのひげ at 18:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

Sabre-rattling から George Walker Bush へ


きな臭い半島のお話から始めるけれど、直接は関係ない。英語の連想ゲームみたいなもんだ。

Alert level raised on North Korea
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8071175.stm
の文中にSabre-rattlingって単語が出てくる。

イギリス英語だからSabreだけど、米語ではSaber。サーベル(刀、剣)のことだ。rattlingはがちゃがちゃ音を鳴らすという意味で、Sabre-rattlingは武力の誇示ということになるようだ。

Saberっていうと私はFred SaberhagenっていうSF作家を思い出した。フレッドセーバーへーゲンだ。彼はバーサーカーシリーズで有名。バーサーカーシリーズはターミネーターの元ネタじゃないかと思うようなお話です。読み方を変えるとベルセルクとなります。こちらは日本のビッグマイナーな漫画の題名です。

さて、彼の名前のhagenはコペンハーゲン(Kopenhagen)のハーゲンと同じであろうと思う。SaberとHagenでSaberhagen。

コペンハーゲンという地名。デンマークにある都市で、北ヨーロッパのパリとも呼ばれる。人魚姫が有名だろうか。あるいはサッカーのラウドルップ兄弟。哲学者キルケゴールもいる。

Kopenhagenは商人の港と言う意味だ。英語では通常Harbor(ハーバー)が港である、あるいはPort(ポート)か。Haven(ヘイブン)も港を意味する。HagenはHavenから変化したのだろうか?Saber-Hagenはだからサーベルの港ちゅう意味だろうかね。

ヘイブンという言葉から連想するのはタックスヘイブン(tax haven)か?あるいはニューヘイブン。こちらはアメリカ合衆国の地名だな。
まてよ。ブッシュ前大統領の生まれ故郷か!?コネチカット州ニューヘイブン生まれだった。ビルクリントンはこの地にあるイェール大学卒業だし、ヒラリーと出会ったのもニューヘイブンらしい。

ぐるぐる回って、北朝鮮からアメリカ合衆国に辿りついたか。
posted by いしのひげ at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

栗本薫、中島梓が!


 「グイン・サーガ」「ぼくらの時代」などの作家、栗本薫(くりもと・かおる、本名・今岡純代=いまおか・すみよ)さんが26日午後7時18分、すい臓がんのため死去した。56歳。葬儀の日程などは未定。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090527-00000057-maiall-ent


グインサーガファンには大打撃だ。ショックである。

あの栗本薫(中島梓)が逝かれた。

私はレダ、時の石くらいしか購入していないが、SFマガジンを定期購読していたから、馴染みの深い作家だった。

「ペ」を超える長編をといって始まった「グ」。誰かが引き継ぐのを待つしかないのだろう。それとも未完のままか。
posted by いしのひげ at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

ダビンチコード ( ダンブラウン作) を読む


今更ながら、ダンブラウン作のダビンチコードを読んでいる。

ルーブル美術館の館長が殺害されるところから始まるこの物語は、レオナルドダビンチやシオン修道会、テンプル騎士団、聖杯の話へと展開され拡大していく。

とにかく文章が上手い。読ませることに意識が集められている。視覚的な文章で、人物の感情や考えを奥深く辿り悩まされるということはない。謎が提供され、その解が次の謎になる。

暗号として出てきたフィボナッチ数。これが面白い。
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,
一つ前と二つ前の数の和を並べた数列だ。
1と1を足して2、1と2を足して3、2と3を足して5など。

この数列の和数列や差数列を作ると、やはりフィボナッチ数になる。

隣り合うフィボナッチ数の比は黄金比に収束する。黄金比とは(1+√5)/2。

2の1.6倍は3.2で約3。3の1.6倍は4.8で約5。こんな感じで並んでいる。

この黄金比で辺を作った四角形を黄金四角形という。黄金四角形の短い方の辺で作った正方形を作ると、残りの部分はまた黄金四角形になる。無限に続く分割だ。
ちなみに、正方形から簡単に黄金四角形は作図できる。

黄金比率は1:1.618、約5:8.
ペンタグラム。五芒星だ。

これが収まりがいい比率なんだね。カメラワークやデッサンなどでも、結構使われているようだ。

この数字だけでも十分面白い。

ただ、この数字はオカルチックに使われることが多い。本作でも、オウムガイの螺旋は黄金比率だとかはデマ。
また、シオン修道会についてもフィクションであるから、話半分に読む必要がある作品だな。
posted by いしのひげ at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

Cold Service(冷たい銃声) メモ 3


これでおしまい。かなりの量になった。


・ウォッチキャップ
 ぴったりしたニット製の帽子。米国海軍の水兵が防寒用に船上でかぶったもの。ひさしがあると望遠鏡などを使いにくいからか。

・ラクダが針の穴を通り抜ける
 聖書からの引用。神の国に行くのは難しいことを喩えた。

 マタイ19:24、マルコ10:25、ルカ18:24
 「富んでいる者が神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通る方がもっとやさしい。」
 http://tamak.at.webry.info/200601/article_8.html

・ハブキャップ
 車のホイールキャップ。

・ケロシン
 日本では灯油と呼ばれる。

・リブのアンダーシャツ
 リブ生地てのがあるそうだ。袖口などの伸縮が必要な部分に使う。軍隊などでピチピチの下着を着けている場面を映画で見かけるが、あれがリブアンダーシャツみたいだ。

・ドナルドトランプのエージェント
 ドナルドトランプは、アメリカの不動産王。テレビ番組アプレンティスで有名。

・リースリング
 ドイツを代表する白ワイン用のぶどうの品種。この品種を使ったワインもリースリングと呼ばれる。
 一般的には甘い香りと甘口の白ワイン。

・ピラティス
 ドイツ人従軍看護師ジョセフ・ピラティスが開発したエクササイズ。

・キャンドルピン
 キャンドルピンボーリングというボーリングゲームがある。小型のボールに、細いピンを使ったボーリングらしい。

・ボス トゥィード Boss Tweed、William Marcy Tweedのこと

 http://en.wikipedia.org/wiki/Boss_Tweed

 映画ギャング.オブ・ニューヨークに取り上げられている。

 ニューヨーク市政を乱した民主党の一派であるタマニー派の指導者。記帳係だった彼は、ボランティアの消防員、市会議員とトントン拍子に出世し、 1857 年までにはタマニー派の中で力を持つようになっていた。タマニー派の議長や役員長として、”ボス”・トゥイードは、市の民主党内で絶対的な権力を得た。 1868 年には州議会議員になり、州政治へと影響を拡大する。トゥイード・リング the Tweed Ring と言われる、市の上役たちにより、何の障壁も無く市政が操られた。彼らは少なくとも 3000 万ドルを市から横領し、贅沢な税収入も得ていた。票は公然と買われ、不正な投票方法も用いられた。市の裁判官も汚職にまみれた。それでもトゥイードは貧困層に気前よく慈善活動を行い、人気を維持した。
 http://coda21.net/eiga3mai/text_review/GANGS_OF_NEW_YORK.htm

・インディアンプディング
 トウモロコシの粉(コーンミール)にショウガやシナモンを混ぜて焼いたもの。

 http://www.kolisinn.net/menu-a/amenu026.html

・スタガー・リイ Stagger Lee Lee Shelton

 http://www.amazon.co.jp/Stagger-Lee-Derek-Mcculloch/dp/1582406073

 数多くの楽曲の主題として今日も永遠に語り継がれているスタッガ.リー、ジャンルを問わず歴代アーティストが彼を主題に歌った楽曲数は300あまりにも達する。
 黒人のピンプ(売春婦やドラックの取引で生活をする者)として知られたスタッガ.リー(本名:リー.シェルトンLeeShelton)は、Stagger Lee、Stagolee、Stackerlee、StackO'Lee、Stack-a-Leeなど様々な呼称をもつ(本文ではスタッガ.リー)。1895年のクリスマス.イブの日、口論がきっかけとなり友人のウィリアム.リオンズを銃殺、これはミズーリ州セント.ルイスの酒場での出来事だ。

 この事件をきっかけに、彼は賢しくストリートでのサバイバル能力を持ったクールなアウトロー、反道徳的な人物として、また潜在的な危険性を秘めた白人権威への反逆者、タフな黒人男性の象徴.典型として考えられ語り継がれるようになった。
 クエンティン・タランティーノの映画「Death Proof」のサントラにもStaggolee として収録されている。

 http://www.amazon.co.jp/Death-Proof-Original-Soundtrack/dp/B000N3ST7K

・スナップブリム
 帽子(ハット)のつばをブリムという。
 ブリムの前側だけ下がっているものをスナップブリム
 

 http://www.hat-hat-hat.com/htm/choise2.htm

・コディアック キッド
アラスカにコディアック島がある。海軍特殊部隊のネイビーシールズが訓練するという。
 元はロシア植民地であったことも、ニュアンスに含まれるのかも。

・ナタール
南アフリカ共和国にナタール州がある。かつてはズールー王国。

・キップリング的 Joseph Rudyard Kipling
 ジャングル・ブックで有名なイギリスの小説家。
 人種差別・蔑視思想の持ち主でもあったと言われることもある

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

・ビール
パーカーはかつてはビールの銘柄も記述していたが、今は書かないようだ。

・スタン・ローレル オリィ
ローレル&ハーディ。極楽コンビ。二人組のコメディアン。

・タリイ・ホウ Tally-ho、tallyho
 キツネ狩りで、ハンターがキツネを見つけたとき猟犬にかける声。

・ミンストレル・ショウ ミンストレル・ショー(minstrel show)
 顔を黒く塗った白人によって演じられた踊りや音楽、寸劇。

 19世紀中期頃からアメリカで人気を得ていた舞台芸能の形式の一つである。その初期においては、白人歌手やコメディアンたちが、ニグロの訛り、動作、踊り、歌などを真似るという舞台芸であった。白人芸人たちは顔を黒く塗ってニグロに扮して歌ったそうだが、のちに黒人たちによるグループもあらわれた。この舞台芸は、19世紀後半の頃になると、一つの劇場での長期上演されるなど、立派な大衆娯楽の地位を得た。
 http://www.earlyjazz.jp/dic/minstrel_show.html

・リチャード・ラヴレイス Richard Lovelace
 17世紀イギリスの詩人。王党派詩人 Cavalier poets

 http://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Lovelace

 To Lucasta, Going to the Wars(戦に赴くルカスタへ)

TELL me not, sweet, I am unkind
That from nunnery
Of thy chaste breast and quiet mind,
To war and arms I fly.

True, a mew mistress now I chase,
The first foe in the field;
And with a stronger faith embrace
A sword, a horse, a shield.

Yet this inconstancy is such
As you too shall adore;
I could not love thee, dear, so much,
Loved I not honor more.

 http://theotherpages.org/poems/lovela01.html

 最後の二節がパーカーのお気に入りで繰り返し引用されているらしい。
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2009年05月17日

Cold Service(冷たい銃声) メモ2

引き続き、ロバートBパーカーのCold Service(冷たい銃声)作品中に出てくる単語を調べる。


・Cold Service
 映画『キルビル』の宣伝コピー 'REVENGE IS A DISH BEST SERVED COLD'からか?
 キルビルは2003年公開。本作Cold Serviceは2005年発表。

 復讐は、冷めてから出すのが最高の料理?冷酷に供される最高の料理?
 「復讐はゆっくり時間を掛けて残酷にするのが、一番だ。」くらいかな?

 Revenge is a dish best served cold.のServed Coldというフレーズはインターネットでも多く見かける。ミステリー小説のタイトルとしてはかなり使われている表現のようだ。

・ブレーブス・フィールド
 ボストンにあったメジャーリーグチーム、ボストンブレーブスの本拠地。
 ボストンブレーブスは現在はアトランタブレーブスになっている。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

・ビッグディッグ The Big Dig
 ビッグ・ディックではない。

 インターステート高速道路95号がダウンタウンを高架で縦断しており、 中心部とウォーターフロントを「分断」していると長年、多くのボストン市民から問題視されてきた。
 1982年から、この高速道路を地下化する巨大プロジェクトの検討が始まり、1991年9月には工事が始まった。現在では、The Big Digの愛称で工事が実施されている。

 http://sociosys.mri.co.jp/PCW/column/column6.html

・ワイルド・ビル・デヴィソン 'Wild' Bill Davison
 ジャズのコルネットプレーヤー。白人。シカゴ・スタイルの代表的なジャズメン。

 http://en.wikipedia.org/wiki/Wild_Bill_Davison

 http://chicagojazz.hp.infoseek.co.jp/c-styl.html

・ノエル・カワード Sir Noel Coward

 イギリスの俳優・作家・脚本家・演出家。作詞・作曲、映画監督もしている。
 CBSのTogether with musicというテレビ番組に出演していたようだ。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89
 http://en.wikipedia.org/wiki/Noel_Coward
 http://www.youtube.com/watch?v=vdEnxNog56E

・ロキンヴァー Lochinvar
 スコットランドの国民的詩人ウォルター・スコットWalter Scottの長詩マーミオン Marmionの一節。

 http://en.wikipedia.org/wiki/Walter_Scott
 http://en.wikipedia.org/wiki/Marmion_(poem)

 O young Lochinvar is come out of the west,
 Through all the wide Border his steed was the best;
 And save his good broadsword he weapons had none,
 He rode all unarm'd, and he rode all alone.
 So faithful in love, and so dauntless in war,
 There never was knight like the young Lochinvar.
 http://homepages.wmich.edu/~cooneys/poems/Scott.Lochinvar.html

 恋人の結婚式を聞き勇者ロッキンヴァーが結婚式場に乗り込んで花嫁を略奪してくる話である。
 http://blogs.yahoo.co.jp/fminorop34/archive/2009/2/4

 ロキンヴァー Lochinvarは,湖水地方の若い騎士。恋するエレンが自分の他行中に(てんでパっとしない)別の男性と結婚させられる話が決まったことを知り,式の行われる教会に馬で乗り付ける。最後にひとたび花嫁と踊る許しを得て手を取ると,馬の前鞍に彼女を乗せ自分もヒラリと飛び乗って,驚き呆れる花嫁の父一党と花婿を尻目に走り去った。その後,杳として行方を断ったと言われる。
 http://www004.upp.so-net.ne.jp/mar/snuy/eq/eqq/eqq06.htm

 日本では、アイバンホーIvanhoe の方が有名かもしれない。

 赤毛のアンでもマーミオンは、引用されているらしい。
 http://homepage3.nifty.com/office-matsumoto/agg-scot.htm

・ワスプ WASP
 アメリカ合衆国の白人のエリート支配層のこと。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%83%97

 WASPでないと、大統領になれないと言われたこともある。

・スリッカー Slicker
 これは日本では普及していない言葉だろう。スリッカージャケット。
 雨具だね。

 http://www.bigntallapparel.com/p-159_701-port-authority-mens-big-tall-seattle-slicker-jacket.html

 Google検索すると、犬のトリミング用語が結果になってしまう。


いやあ、尽きませんねえ。
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プーさんの鼻より

バンザイの姿勢で眠りいる吾子よ
 そうだバンザイ生まれてバンザイ

おむつ替えおっぱいをやり寝かせ抱く
 母が私にしてくれたこと

叱られて泣いてわめいてがんばって
それでも母に子はしがみつく
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2009年05月16日

Cold Service(冷たい銃声) メモ


ロバートBパーカーのCold Service(冷たい銃声)作品中に出てくる単語を調べる。


・MGH - Massachusetts general hospital
 マサチューセッツ総合病院

・ブラッディマリー・ドメスティック
 そんな名前のカクテルがあるのか?
 原文はBLOODY MARY. domestic.と別の文章だそうだ。
 domesticには召使の意味もあるようだから、そちらか?

 ウォッカ 45 ml
 カットレモン 1/6個
 トマトジュース 適量
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC

・ミスターコーヒー
 コーヒーメーカーのこと
 http://www.mrcoffee.com/

 日本だとネスレ、メリタ、タイガー、デロンギが有名かな?

・グラニィ・スミス・アップル
 Granny Smith
 http://homepage3.nifty.com/malus~pumila/gaikoku_rinngo/grannysmith/gaikoku_grannySmith.jpg

 日本では有名ではないが、米国ではポピュラーなりんごの品種らしい。

・ワン・ブルフィンチ・プレイス
 1 Bullfinch Place
 どうやら地名らしい。
 Boston Sports Clubs - Bulfinch 1 Bulfinch Place Boston, MA

 ボストンには、チャールズブルフィンチが設計したレンガ造りの建築群がある
 http://www.usatourist.com/Japanese/places/massachusetts/boston.html

・消火栓 fire plug
 消火栓の前に駐車すると、罰金額は250-300ドル
 どういうわけか、スペンサーは消火栓の前に駐車する。必ずスペースがあいてるからということだろうね。

・スクラップル
 トウモロコシ粉を豚肉の細切れと混ぜ合わせ、タマネギ、香辛料を加えて固め薄く切って揚げたもの

 http://en.wikipedia.org/wiki/Scrapple

Scrapple is typically made of hog offal, such as the head, heart, liver, and other scraps, which are boiled with any bones attached (often the entire head), to make a broth.
Once cooked, bones and fat are discarded, the meat is reserved, and (dry) cornmeal is boiled in the broth to make a mush.
The meat, finely minced, is returned, and seasonings,typically sage, thyme, savory, and others are added.
The mush is formed into loaves and allowed to cool thoroughly until set. The proportions and seasoning are very much a matter of the region and the cook's taste.

 豚のモツで作る。頭、心臓、肝臓、その他。骨がついたままゆでる。
 骨や脂は取り除き、肉だけにする。とうもろこし粉を加えてマッシュにする。
 肉はミンチにする。セージやタイム、セイボリーなどを加える。
 マッシュをローフ(かたまり)に形成する。

・JOHNNIE WALKER Blue Label(ジョニーウォーカー ブルーラベル)
 スペンサーの最近のお好み。トールグラスに氷をたっぷり入れてソーダ割。

 http://www.kinen-wine.com/SHOP/jo-b.html
 高級ウィスキー。12,800円だって。

・ブラックブッシュ
 スペンサーのアイリッシュコーヒーはこれ。

 アイルランドのウイスキー
 ブラック・ブッシュはモルト原酒の80%を含む長期熟成品。
 シェリー樽香に富んで、モルト香味も豊か
 http://item.rakuten.co.jp/sakemitsui/whi-0148/

・ベルクロストラップ
 いわゆるマジックテープのこと。
 ビリビリとか言う人もいる。

・アル・シャープトン
 民主党大統領予備選に立候補した、黒人ハーレムのリーダーだったそうだ。

・RICO法
 Racketeer Influenced and Corrupt Organizations Act
 組織犯罪を取り締まるための米国の法律。1970年に制定された。

 http://en.wikipedia.org/wiki/Racketeer_Influenced_and_Corrupt_Organizations_Act


まだまだ、わからない言葉がある。

それがパーカーの小説を読む楽しみにもなっている。
posted by いしのひげ at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

Cold Service 冷たい銃声 を読む

そういえば

昔、妻に言われた。「日本人とは結婚しない」と。
私は、人間と結婚できるかどうかわからない、と考えていた。地球人でなくてもいいから、出会えないかなあ、などと思っていた。

人により違うものだ。

人種や民族で、一くくりにするのは便利なんだけど、正確だとは言えない。男女もそうだ。概要を把握するには便利だけど、一人の人を知る上では役には立たない。かえって邪魔な場合もあると感じる。

パーカーのスペンサーシリーズでは、スペンサーとホークという二人組が陰陽両面で活躍する。白人と黒人のコンビだ。

おとぎ話のような小説だから、まじめに論じることもないかもしれない。

だが、人種、民族、国籍、育った環境、職種などより、人と人が付き合う上で大事なものがあると、感じさせられるのだ。

また。

今では当たり前の人権が、アメリカ合衆国ですら50年前にはなかったんだよな。

ホークが語る言葉の中に、そう感じさせるものがある。
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2009年04月30日

危機の宰相を読み終えて

読後、一番の感想は「なぜ」だった。

お話の時代は1960年前半。雑誌掲載が1977年。単行本になったのが2006年。取材され雑誌に掲載されるまでに10年以上経つのはわかる。それが単行本になるまで30年とは、なぜか?

無名作家なら、仕方ない。また、固い内容を扱わない作者なら、仕方ない。テロルの決算を単行本にした作者であれば、この内容でも問題はないだろう。浅沼社会党委員長暗殺事件の本だからね。
文藝春秋は保守系だし、保守政党について書かれたルポなら、違和感もない。

なぜ、本にしなかったか?なぜ、今頃本にしたのか?

後書きを読み終えても、しっくりこない。疑問は解消されない。

池田勇人は、自民党でも右寄りの政治家の印象がある。岸信介よりはましだが。右派だと記憶していた。
貧乏人は麦を食えと言ったと喧伝されていたからだ。
その記憶で、私は好意を持たない。今でも変わりはしない。

1977年の雑誌掲載時は、反池田はかなりいただろう。京大卒、官僚出身のエリートで、麦を食え発言。間違いなく嫌われていたはずだ。

沢木は中立な立場だが、この本が当時出版されていたなら、彼に思想的に右よりの色づけがなされたかもしれない。
ことによれば、朝日新聞に「一瞬の夏」が連載されなかったかもしれない。

作家としての自由を守るために、出版を見送ったとも思える。

社会が、保守か革新かを問う二元論から脱却するのを30年、待ったということだろうか。

今となっては、そんなんどっちゃでもええことやけど、 なあ。

作中、下村が「死ぬなら職場で死にたい」と語り、実際に田村、池田は病に倒れ逝く。
あしたのジョーではないが、真っ白な灰になることを望んだ男たちの話だった。
posted by いしのひげ at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月28日

沢木耕太郎『危機の宰相』


今、沢木耕太郎の「危機の宰相」を読んでいる。

池田勇人(いけだはやと)の所得倍増計画の話だ。沢木耕太郎が政治経済ものを書く?少しびっくりして読んでいる。

「もはや戦後ではない」と1956年の経済白書で書かれた後の話。安保闘争で岸信介が辞職した後の話。浅沼稲次郎が暗殺された後の話。所得倍増計画は1960年から1964年までの池田内閣において、1960年に閣議決定された政策だ。
単純に10年間で実質国民所得(国民総生産)を2倍にするということなんだが、一般大衆には月給が倍になるというイメージを生んだ言葉だと思う。

所得倍増は私が生まれる前後の話で、よくは知らない。

沢木耕太郎は1947年11月29日生まれで、彼にとってはこの所得倍増計画の時代は、自身の青春時代と重なる。

そう考えると、沢木耕太郎らしい気がする。この著作は、彼の青春時代の背景を辿る旅ではないかと、私なりに勘ぐるわけだ。

安保闘争で熱くなっている若者を見ながら青春を送る。彼の知らないところでは、実務を担って冷静に政策を策定し経済を見通していた人たちもいた。そういう時代であったのだと振り返っているような気がする。
学生闘争するものもいれば、工場で働くものもいるし、酒を飲んだくれて遊ぶものもいる。女に明け暮れるものもいれば、国を憂い社会党委員長を刺殺するものもいる。

様々な人がいて、時代の匂いが生まれる。
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2009年02月20日

セパン セパハン チャンピオン


F1関連のニュースを読んでいた。


セパン国際サーキットのモフザニ・マハティール会長は、バーニー・エクレストンはレースの開始時間を現地時間17時にすることで同意したと語った。

モフザニは、現在の世界的経済状況では、セパン・サーキットの照明費用は「非常に高い」と説明した。

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51466946.html マレーシア、ナイトレース計画は中止


なぜか、セパンに反応する。セパン?...セパハン?

昔、セパハンというマンガがあった。イランのサッカー倶楽部もあるが、ここはマンガのセパハン。


セパハン 二輪車のハンドル形状の一つ「セパレートハンドル」


KAWASAKI 500SSというバイクに乗る主人公のあだ名がセパハンだったと思う。私は車は嫌いで、運転免許証も持たないが、バイクの教習所に通っていたことはある。バイクマンガが好きだったせいかもしれない。


セパハン 服部かずみ

高校生の主人公、片山高介、愛称『セパハン』が、伝説的な族のリーダーだった兄貴の形見である500SSマッハ3を駆って横浜の族をまとめあげ、そしてレーサーになってゆく。とゆう黄金パターンの2本立てな話。イジ悪くゆうと、前半が『あいつとララバイ』で、後半が『バリバリ伝説』(耐久レースに出るから『ふたり鷹』か?)って感じ。(けっしてマネしてるとゆう事ではなく、雰囲気が近いとゆう意味で。)素直におもしろい作品。
クライマックスでは、主人公の親友のアキラが死んでしまっちゃったりする悲しい話がある。ってか、そりゃヒデー!と思ったりしたよオイラ。でも、ラストのヨーロッパのレースにプライベーターとして参戦する時のチーム名をアレにする為には、彼の死は仕方のない伏線だったのか?

http://www.eonet.ne.jp/~amadeus/factoryamadeus_html/motorcycle_comics.html
単車の出てくる漫画


作者の服部かずみは、あまりうまい絵ではなかった気がする。

当時はジャンプ全盛期で

週刊少年ジャンプ 新年1・2合併号

* 聖闘士星矢(車田正美)
* 北斗の拳(原作:武論尊/漫画:原哲夫)
* ドラゴンボール(鳥山明)
* キン肉マン(ゆでたまご)
* ハイスクール!奇面組(新沢基栄)
* キャプテン翼(高橋陽一)
* ついでにとんちんかん(えんどコイチ)
* こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
* シティ・ハンター(北条司)
* きまぐれオレンジロード(まつもと泉)

http://www.80s.ne.jp/chrono/1986/comic.html


人気作品が居並んでいた。

セパハンが連載されていたチャンピオンは菊池秀行の原作マンガくらいしか思い出さない。以降は曽田正人のシャカリキだとか。
私はどうやらバイク、自転車マンガが好きだったようだ。

この作品は石井いさみの750ライダーが終わったのを受けて連載が始まったのではないかと思っている。なぜこんなに気になってしまうのか、よくはわからないのだが。
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2008年11月14日

アルテミスファウル ― オーエンコルファー 角川文庫

角川文庫版のアルテミスファウル三部作を読んだ。

妖精の身代金、北極の事件簿、永遠の暗号。これらの3作は、少年アルテミスを主人公とした小説だ。
第一作では、アルテミスは12歳。二作目は13歳。3作目は14歳。まだ幼さの残る自我が芽生える反抗期。まあ、なんて生意気なんでしょうと、思うことしばしば。

頭脳明晰で資産家の高慢知己な坊主。

こいつが、妖精の存在を確信し、妖精の書を翻訳し、妖精を誘拐し身代金を奪おうと企てることから、全てが始まる。

レプリコーン、エルフ、ドワーフ、トロール、ゴブリン、スプライト、ケンタウロスと多様な妖精が現れる。残念ながら日本人にはそれほど親近感がない妖精たちだ。映画にもなった「指輪物語」ではホビットが主人公だったが、やはり我々には何者なのかはわかっていない。
童話に出てくる子人たち、と言えばよいだろうか。

作者はアイルランド人。ヨーロッパでも独特な風習のある土地らしい。ローマ帝国圏に属さない。ドルイドという僧侶が支配していたと聞く。
キリスト教が伝わっても、ケルトの文化が廃れなかったようだ。それゆえ妖精物語も多く残されたのかもしれない。

さて、
ピーターパンに出てくるティンカーベルも妖精だ。だが、彼女はエルフなのか、スプライトなのか、それ以外なのか、私にはわからない。

従って妖精についてのコンテキストは無いので、ある程度いい加減に読むことになる。楽しみは半減かもしれない。

アルテミスという名は男性ではない印象を与える。女神の名前だからだ。しかし、頭脳明晰という印象もある。アルテミスファウルは名は体を表すと言うべきか。
まだ男にならない弱体で頭脳明晰な悪者。

三部作。あっという間に読み終えてしまった。
posted by いしのひげ at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月25日

アーサー・ C ・クラーク氏逝去


知らんかった。少し悔しい。


作家 アーサー・C・クラーク氏が19日、スリランカ・コロンボの病院にて呼吸不全のため亡くなりました。クラーク氏は1917年12月16日生まれ、享年90。

サー・アーサー・C・クラークといえば......ちょっと言葉がでてきませんが、キューブリックの映画でも知られる『2001年 宇宙の旅 2001: A Space Odyssey』をはじめ『幼年期の終わりChildhood's End』、『宇宙のランデブー Rama』 など100冊以上のサイエンスフィクション、フィクションを世に送った作家であり、科学と人類の未来についての類い希なビジョナリーであり、また現在の世界にかかせない静止衛星の概念を考案したことでも知られる偉大な人物です(静止衛星の発明については本人のTシャツを参照)。

読者のみなさんにもクラークの著書を愛読した、クラークが心のヒーローだった / であるという方も多いと思われます。ご冥福をお祈りいたします。

おくやみ:作家 アーサー C. クラーク、90歳


地球幼年期の終わり。カレレンですね。キューブリックの映画でも有名な2001年宇宙の旅。楽園の泉。軌道エレベータ。

どれも私のありきたりなイマジネーションをぶち壊してくれるインパクトのある小説ばかりだった。

合掌
posted by いしのひげ at 21:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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