2010年12月20日

第4期マイナビ女子オープン石橋四段 vs 室谷 1 級

mynavi101220.jpgどういうわけか、マイナビ女子オープン。

ちらりと見て、「校長先生vs女子高生」の戦いだと思った。

石橋四段はLPSA(日本女子プロ将棋協会)の理事長にも就いている。いわばプレーイングマネージャだ。将棋は女子の中でもトップクラスで、かつ書道も達者なのだ。惜しむらくは一般的な美形の範疇に入らないことだけだ。

一方の室谷一級。現在の女流プロへの道はわかりにくい。以前は女流育成会があり、そこで成績を上げれば女流プロになれた。現在は、研修会に参加し成績を上げると女流3級になり、さらに成績を上げると初めてプロである女流2級になる。素人からするとなんだかわかりにくい。
そのわかりにくい道筋で初めて女子プロになった棋士だ。大阪出身で、姉もアマチュアで強豪だ。現役の女子高生なのだ。

一番、目に付いたのはこの局面。

石橋四段が中飛車の55歩に対して、56歩で逆襲。中飛車側には、よく経験する形だと思う。下手をすると55の銀が負担になる。石橋はこの銀を苛めにかかるだろう。

後手は22の角も嫌な形、33角としたい。72の王も82に移動しておきたい。先手に比べると後手は整備したい場所が多すぎる。

12手目42に左銀があがったのだが、これが早すぎたかと思う。先手が25歩と突いていないだけに、私なら72玉としておきたかった。42銀に対して石橋の56歩。相変わらず厳しい。

結果として後手は美濃に囲えず、62銀のおっさん囲い。早囲いともいうのか?そして、58飛に対して33角。後手としては面白くないと思う。石橋四段が下手をしなければ、37桂馬からの攻めで勝つように思える。53歩と叩いて、45桂が両取りというわかりやすい攻めが見える。そして、これが結構強烈。

後手は左桂が使えるとは思えない。左金も遊んでしまいそう。

さてこの後どう挽回するか、中飛車党としては楽しみだね。
posted by いしのひげ at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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