2010年07月01日

一夜明けて、岡田日本代表チームに

パラグアイ戦。選手はよくやった。

ただ、やはり浮ついたのかもしれない。特に監督が。

DFラインは引き気味の岡田戦術。そのため、前線からバックラインまで間延びするのが大きな欠点だと私は思っている。
ワールドカップに入り、3ボランチになり中盤までがひくようになった。結果、バイタルエリアは強固なブロックができた。

カメルーン、オランダ、デンマークと律儀なほどにラインをひいていたと思う。相手は中央が難しいためにサイドをつくが、長友、駒野、大久保、松井につきまとわれていた。敵にフリーなプレーをさせなかったのが、岡田日本のGLだった。

3トップが健闘し、引き気味に進めると相手もボランチやサイドの攻撃参加に注意を払わなくなる。そこで、2列目、サイドがあがると効果的に攻撃できたように見えた。

パラグアイ戦。前半はGLの戦い方に近かった。ただ、前線のチェックがセンターサークルよりかなり前から入っていた。GLでは自陣にはいってからが基本だったんじゃないか。かなり高い位置でのプレス。ボランチが退いているので効かない。
そして、全体的に前がかりになっていった。

後半。岡田監督は前がかりを修正すると思ったのだが、さらに前がかりになる。遠藤はボランチといえない位置取りをしていた。監督の指示だったのだろう。

以前のだめだめな延びきったフォーメーションで、後半、延長を戦っていた。なぜ?という思いで私は見ていた。パラグアイの選手はゴール前でフリーにプレーし始めていた。ベニテスのシュートは入ってもおかしくなかった。

ただ一方、攻撃はいろんな組立ができた。玉田がシュートしさえすれば点が入った場面もあった。

ただ、サプライズがない。

人数はかけているが、同じメンバーが参加しているため、アクセントがない。交代した憲剛のドリブルは決定機を作ったが、交代による変化しか生まれなかった。
これが引き気味であれば、時折後ろから攻撃参加するだけで、サプライズになったりもするのだが。

試合を見ながら、パラグアイがひいたために前がかりになったのかとも考えたが、それならば修正が入るだろう。遠藤がトップ下でプレーすることもないはず。
あれが岡田監督の戦術であり、選手のベストな闘い方が、あれだったわけだ。

純情な岡田日本の戦い。そう呼びたくなった。

結果を出してきた戦い方は予選突破までだったんだ。予選GLと同じように我慢すればパラグアイにも通用したはずと感じながらも、最後まで試合を見た。

たぶん二度と、GLの時のように戦う日本代表を見ることはないんだろう。

手数をかけずに攻撃しなければ得点できないのが、いまのフットボール。狭いエリアを抜けば決定機は生まれる。ブロックを作っているDFはラインさえ破ればもろい。それには人数は不要なのだ。
ただ、それは楽しくはない。美しくない。

美しいサッカーは楽しい。だが、勝てるわけではない。それを知りつつも、美しいサッカーに恋する純情な日本代表なんだなあ。
posted by いしのひげ at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | SPORTS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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