2009年05月29日

主教の鳥株 in 「犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」

94007540.jpg
TO SAY NOTHING OF THE DOG, or, How We Found Bishop's Bird stumpを読んでいる。

Connie Willis(コニー・ウィリス)のコメディSFだ。
http://en.wikipedia.org/wiki/To_Say_Nothing_of_the_Dog

なのだが、どうも訳があやしい。数多く翻訳されている大森望さんなので迷わず購入したが、どうもあやしい。

Bishop's Bird stumpがまず「主教の鳥株」。Bishop birdと言うと、アフリカにいる鳥ではないかと思う。stumpは枝。木の枝だろう。イギリスのビクトリア朝時代の骨董品(花瓶)だということだから("Bishop's bird stump", a large piece of
Victorian bric-a-bra.)木の枝に止まったOrange Bishop (キンランチョウ)の絵柄の花瓶だと思う。

ヴィクトリア朝(Victorian era)はヴィクトリア女王がイギリスを統治していた1837年から1901年の期間。この頃にアフリカをイギリスの植民地としているし、実際の骨董品にもそういう図柄の花瓶があるようだ。

主教の鳥株。これでは、いくらなんでも、主教の鳥株ではイメージがわかない。


はてなに訳者の大森望さんからコメントを頂戴した。

大森望大森望 2009/05/29 22:17 19 章まで読むと説明が出てきますが、Bishop's Bird stumpのBishopはコヴェントリー主教のこと。皮肉をこめて、"the bishop's notion of a bird stump"と呼んでいたのを縮めて"the bishop's bird stump"と言うようになったと。bird stumpは、木の切り株(stump)とその上にとまる小鳥(bird)をかたどった器。名前だけ聞いてもさっぱり意味がわからない(イメージが湧かない)のがポイントです。しかも、実物はそれとは全然関係なくて、もっともすごいものなんです。

http://d.hatena.ne.jp/yoisho63/20090529/1243589059


おぉ。
posted by いしのひげ at 18:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はてなの方に大森望さんからと思われるコメントがありました。
どうやら私の勘違いのようですが、作者の言葉遊びの深みは予想外なものみたいです。

本文に後ほど追記します。
Posted by いしのひげ at 2009年05月30日 00:01
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