2009年05月21日

ダビンチコード ( ダンブラウン作) を読む


今更ながら、ダンブラウン作のダビンチコードを読んでいる。

ルーブル美術館の館長が殺害されるところから始まるこの物語は、レオナルドダビンチやシオン修道会、テンプル騎士団、聖杯の話へと展開され拡大していく。

とにかく文章が上手い。読ませることに意識が集められている。視覚的な文章で、人物の感情や考えを奥深く辿り悩まされるということはない。謎が提供され、その解が次の謎になる。

暗号として出てきたフィボナッチ数。これが面白い。
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,
一つ前と二つ前の数の和を並べた数列だ。
1と1を足して2、1と2を足して3、2と3を足して5など。

この数列の和数列や差数列を作ると、やはりフィボナッチ数になる。

隣り合うフィボナッチ数の比は黄金比に収束する。黄金比とは(1+√5)/2。

2の1.6倍は3.2で約3。3の1.6倍は4.8で約5。こんな感じで並んでいる。

この黄金比で辺を作った四角形を黄金四角形という。黄金四角形の短い方の辺で作った正方形を作ると、残りの部分はまた黄金四角形になる。無限に続く分割だ。
ちなみに、正方形から簡単に黄金四角形は作図できる。

黄金比率は1:1.618、約5:8.
ペンタグラム。五芒星だ。

これが収まりがいい比率なんだね。カメラワークやデッサンなどでも、結構使われているようだ。

この数字だけでも十分面白い。

ただ、この数字はオカルチックに使われることが多い。本作でも、オウムガイの螺旋は黄金比率だとかはデマ。
また、シオン修道会についてもフィクションであるから、話半分に読む必要がある作品だな。
posted by いしのひげ at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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