2008年11月14日

アルテミスファウル ― オーエンコルファー 角川文庫

角川文庫版のアルテミスファウル三部作を読んだ。

妖精の身代金、北極の事件簿、永遠の暗号。これらの3作は、少年アルテミスを主人公とした小説だ。
第一作では、アルテミスは12歳。二作目は13歳。3作目は14歳。まだ幼さの残る自我が芽生える反抗期。まあ、なんて生意気なんでしょうと、思うことしばしば。

頭脳明晰で資産家の高慢知己な坊主。

こいつが、妖精の存在を確信し、妖精の書を翻訳し、妖精を誘拐し身代金を奪おうと企てることから、全てが始まる。

レプリコーン、エルフ、ドワーフ、トロール、ゴブリン、スプライト、ケンタウロスと多様な妖精が現れる。残念ながら日本人にはそれほど親近感がない妖精たちだ。映画にもなった「指輪物語」ではホビットが主人公だったが、やはり我々には何者なのかはわかっていない。
童話に出てくる子人たち、と言えばよいだろうか。

作者はアイルランド人。ヨーロッパでも独特な風習のある土地らしい。ローマ帝国圏に属さない。ドルイドという僧侶が支配していたと聞く。
キリスト教が伝わっても、ケルトの文化が廃れなかったようだ。それゆえ妖精物語も多く残されたのかもしれない。

さて、
ピーターパンに出てくるティンカーベルも妖精だ。だが、彼女はエルフなのか、スプライトなのか、それ以外なのか、私にはわからない。

従って妖精についてのコンテキストは無いので、ある程度いい加減に読むことになる。楽しみは半減かもしれない。

アルテミスという名は男性ではない印象を与える。女神の名前だからだ。しかし、頭脳明晰という印象もある。アルテミスファウルは名は体を表すと言うべきか。
まだ男にならない弱体で頭脳明晰な悪者。

三部作。あっという間に読み終えてしまった。
posted by いしのひげ at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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