2011年02月28日

蕎麦屋にて、助六ゆかりの江戸桜

c-22.jpg写真は、蕎麦屋で見かける浮世絵。http://www.vinet.or.jp/~w1-mondo/museum/uki-m/c-22.jpg

この絵のキーワードは「助六 松本幸四郎」、「五渡亭国貞」、そして「福山」。

助六というと、寿司のパックで見かける。いなり寿司と巻寿司の組み合わせのことだ。歌舞伎の演目、十八番の一つ「助六由縁江戸桜」に登場する主人公助六の愛人が「揚巻」という名で、揚(いなり)寿司と巻寿司の組み合わせで助六とよぶそうな。

松本幸四郎は皆さんご存知の歌舞伎役者だ。松本幸四郎というのは、歌舞伎役者の名跡である。現在は9代目になる。松たかこのパパといったほうがわかりやすいのか。あるいはラマンチャの男と呼ぶべきか。この9代目と助六には深いつながりがあるのか、よくは知らない。
五代目松本幸四郎(1764年〜1838年)
と助六と後述する歌川国貞には関わりがありそうだ。五代目の頃に助六が市川団十郎演じる助六所縁江戸櫻として上演されたらしい。(助六所縁江戸櫻(すけろくゆかりのえどざくら)は市川団十郎と市川海老蔵の専売特許だそうな。松本が演じるときは「助六曲輪江戸櫻(すけろくくるわのえどざくら)」とか。)

五渡亭国貞は1786年から1865年の間に生存していたという絵師。初代歌川国貞で三代目歌川豊国ともいうそうだ。五代目幸四郎と時代が重なるわけだね。だから、この絵は五代目松本幸四郎か。

福山は助六の中のエピソード「くわんぺら門兵衛と福山のかつぎ」の福山ということだそうだ。福山は蕎麦屋ではなく、うどん屋。そのうどん屋の出前持ちとくわんぺら門兵衛が争いになる。出前箱が門兵衛にぶつかったとか、どうとか。そして、しまいには門兵衛は饂飩をぶっかけられる。


うどん屋の浮世絵だとは、思いもしなかったね。そば屋はなんでまた飾っているのか?
posted by いしのひげ at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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